J1横浜 パリ五輪世代MF藤田譲瑠チマ「ここで戦えれば海外でも通用する」

 今季クラブ創設30周年を迎えるJ1横浜Mは9日、横浜市内で新体制発表会見を行った。昨季途中に就任し、2季目を迎えるケビン・マスカット監督(48)は入国後の隔離期間のため映像でメッセージを寄せ、「マリノスのサッカーのレベルをさらに引き上げる選手たちが新たにやって来てくれた。多くの歓喜を挑戦をもたらすことを約束する」と抱負を語った。

 昨季J1得点王のFW前田大然(24)がスコットランド・プレミアリーグのセルティック、MF扇原貴宏(30)がJ1神戸、DFティーラトンがタイ・プレミアリーグのブリラムに完全移籍するなど多くの主力が流出した。

 一方でJ2に降格した仙台からFW西村拓真(25)、徳島からMF藤田譲瑠チマ(19)、J1鹿島からDF永戸勝也(26)らを獲得し、各ポジションで若返りを図った。

 パリ五輪世代の藤田は「ここでサッカーすれば成長できると思った」と移籍を決断した理由を説明。将来5大リーグでのプレーを夢見る19歳は「海外に行く前の準備というか、このチームで戦うことができれば海外でも通用する」とさらなる成長を誓った。

 横浜Mの下部組織出身でJ2町田への期限付き移籍から復帰したMF吉尾海夏(23)は、韓国Kリーグ蔚山へ期限付き移籍したMF天野純(30)の背番号14を継承。「自分にとっても特別な番号。小さい時から(天野)純君くんの背中を見てきた。純君の後につけるのは重みがあるが、それでもつけたかった。事前に連絡して『お前には期待しかしてないから』と言われた」と明かし、気合をにじませた。

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