「天皇杯・準決勝、浦和2-0C大阪」(12日、埼玉スタジアム)
3大会ぶりの頂点を目指す浦和は、今季で退団するMF宇賀神友弥(33)の先制点などでC大阪を2-0で下した。決勝は19日に東京・国立競技場で行われる。
意地の一撃だった。「自分を契約満了にした人たちを、このピッチで見返してやる気持ちだった」。前半29分、今季で契約満了により退団する宇賀神がMF明本からのパスを右足で豪快に突き刺した。18年の決勝・仙台戦でも優勝に導くゴールを挙げており、再び勝負強さを発揮した。
最後の埼スタでもあった。コロナ禍後は初となる収容率100%で開催され、3万人以上が詰めかけた。後半16分に交代で退く際には万雷の拍手が注がれ、「こんな拍手は(プロ)12年間で初めて」。同じく今季限りで退団するDF槙野も同42分から途中出場した。
宇賀神は下部組織を含め18年間浦和に在籍した。「最高の形で若い選手にバトンタッチしたい」。クラブの未来へ優勝と来季ACL出場権を最後に勝ち取る。