J1神戸 完敗も3位確定でACL出場権獲得 イニエスタ異次元プレー連発も無得点
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「明治安田生命J1、神戸0-2横浜M」(27日、ノエビアスタジアム神戸)
勝てば無条件で3位以内が確定する神戸はホーム最終戦で2位横浜Mに完敗した。しかし4位名古屋も敗れたため、神戸の3位が確定。神戸は来季のアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)出場権を獲得した。
神戸は来季のユニホームを発表し、この試合で着用した。前半16分にゴールがあご付近に直撃したMF郷家が脳振とうの疑いで交代するアクシデントが発生。そして前半23分には自陣での浮き球の処理を巡ってGK飯倉とDFフェルマーレンが譲り合うような形となる。この連携ミスを横浜MFW前田に突かれて、先制を許した。前田は得点ランクトップ独走の22点目。
1点を追う神戸は後半に入りMFイニエスタがスーパープレーを連発。異次元のドリブル突破でチャンスを演出するが、決定打を打ち込めない。逆に後半37分に途中出場のFW仲川に見事な左足シュートを決められ、力尽きた。
MFサンペールが今季8枚目の警告を受け、最終節の出場停止が決定。最終節に3位争いがもつれこめば不安要素となっていたが、1試合を残して今季の目標であるACL出場権を獲得した。