森保監督 攻撃陣再編へ 三笘に期待「点取れる選手」 負傷中の久保、堂安招集に慎重

 オンライン取材に応じる日本代表・森保監督
 セラン戦の後半、ハットトリックとなるゴールを決めるサンジロワーズの三笘(奥)=16日、ブリュッセル(共同)
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 日本代表の森保一監督(53)が19日、オンライン取材に応じ、負傷中のMF久保建英(20)=マジョルカ=とMF堂安律(23)=PSV=について「しっかりと見極めて考えたい」と11月のW杯アジア最終予選での招集に慎重な姿勢を示した。

 久保は9月末の試合で膝を負傷し、堂安も10月の代表活動中に負傷離脱。「順調に回復に向かっている」と報告を受けているが、復帰の時期は未定だ。指揮官は「焦ってけがを再発させることがよくない」と今後も見据え思いやった。

 2人の不在も響き、現在最終予選は2勝2敗、計3得点と厳しい状況にある。ただ、ベルギー1部で16日にハットトリックを決めたMF三笘薫(24)=サンジロワーズ=については「非常に良いプレーをしていた。すごくうれしい」と高評価を口にした。

 現在負傷中のFW大迫も招集できない事態になれば、攻撃陣は再編必至。三笘が救世主となる可能性もある。森保監督は「点が取れる、点につながるプレーができる選手」と期待を寄せた。

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