サッカーＪ１浦和ＤＦ槙野智章が１８日、自身のＳＮＳでファン、サポーターに謝罪した。「僕の言葉が足らず、日頃から熱く応援して下さっている一部サポーターやファンの方々に誤解を招き、不快な思いをさせて本当に申し訳なく思っています」と記した。

　槙野は１７日に自身のツイッターで「Ｊリーグ来季ホームタウン制撤廃へ」という記事を引用し「仕掛けたもん勝ち。このやり方こそ、アイデアを出し　行動する事、チャレンジする事に意味がある。やらないクラブは置いてかれる。」とつづった。

　これに対し、フォロワーからは「一選手がコメントしない方が良い」「浦和って町はどーでもよかったんだ」「早めに事実を確認し、クラブと連名で、謝罪・撤回すべき」「チームを愛するサポーターからしたら撤廃は賛成できない案件ではないでしょうか」「浦和の街は？支えてきた浦和の人たちは？歴史を知っていたらこんなに軽率に発言出来ませんよね？」などのコメントが並んだ。

　槙野はこの日のＳＮＳで「投稿した大前提として、僕も応援してくださるサポーターや地域の方々、支援してくださるスポンサー。それら全て含めたホームタウンが基盤にあってのＪリーグだと思います」と述べた。その上で、「日頃支えてもらっている、そんな想いに加え、色んな形で他チームの選手の魅力までもが、少しでもいいから一人でも多くの方に感じてもらいやすい環境になったら。好きな選手がいるから…テレビで見た、あのチームの熱い応援が好きだから、そんな沢山の魅力を、どんな形でも知ってもらう事でファンが増えていき、どんなキッカケでもいいから、スタジアムに足を運んでもらえたら、きっとＪリーグの新しい未来につながるのでは…と思って、あの投稿をしました」と投稿した真意をつづっている。

　また、Ｊリーグは１７日に「ホームタウン制撤廃」の記事に対して「ホームタウン制度について撤廃・変更の事実は一切なく、今後、Ｊクラブの営業、プロモーション、イベント等のマーケティング活動における活動エリアに関する考え方の方向性について議論しているものです」と説明している。