吉田麻也 本田流に「状況を楽しむのも大切」も責任は「肝に銘じて」戦う

 「W杯アジア最終予選、日本-オーストラリア」(12日、埼玉スタジアム)

 日本代表の主将を務めるDF吉田麻也が11日、オンライン形式で取材に応じた。質疑の中で、日本の地力を考えると、余裕を持って試合を運べたら力を発揮できるのでは、という質問があり、吉田は、選手として有るべき姿について答えた。

 プレーをする中での“余裕”について、「余裕があるかはどうかは何ともですね。余裕があるプレーをするとか、楽しむというのは、ファイトするというベースがあっての、ベースの上にあるものだと思うので。まずベースのところを取り戻さないといけないなと(思う)。ミスをしたらボールは取り返しにいくとか、1こ1この球際に負けないというのは根本になければいけないもので。それがあってこその次の余裕が生まれたり、楽しいということになると思う」と語った。

 吉田は「よく学生の時に先生に言われましたけどね。楽しいをはき違えるなって」と少し表情を崩した後、「だから、楽しむためにファイトしないといけないと思っているし。そこは当たり前のことなんで」と力を込めた。

 ともにW杯を戦ってきた本田圭佑が、ツイッター(@kskgroup2017)で「大いにこの逆境を楽しめ」と投稿していることを踏まえ、「それこそ本田さんが言ってたように、こういう状況を楽しむのも大切だと思うんですけど」と、質問者にも理解を示した。その一方で、「この責任をしっかり受け止めて、自分たちでまいた種なので、自分たちで取り返さないといけないということは、肝に銘じて戦わないといけないなと思います」と吐露した。

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