「明治安田生命J1、鹿島1-2川崎」(22日、カシマスタジアム)
首位の川崎が鹿島に2-1で逆転勝ちした。終了間際にFW宮城天(20)がJ1初ゴールを決めた。2位の横浜Mとの勝ち点差を7に広げた。
パリ五輪世代の新星が劇的な決勝点を決めた。終了間際の後半49分、FW宮城がJ1初ゴールとなる約20メートルの無回転ミドルを豪快に沈めた。幼さの残る20歳は「何本かに一本のシュートが出ちゃった」と控えめに喜んだ。同点ゴールのMF山村も含め、途中出場の2人が試合を決めるなど鬼木監督の采配が光った。逆転勝利で2位横浜Mとの勝ち点差を7に広げ、連覇へまた一歩前進した。