「アジアＣＬ・１次リーグ、大邱１－３川崎」（８日、タシケント）

　東地区の１次リーグ第５戦が行われ、川崎は大邱（韓国）を３－１で下し、決勝トーナメント進出を決めた。５連勝で勝ち点１５とし、同組１位が確定した。前半にＦＷレアンドロダミアン（３１）が先制。その後に追い付かれて１－１で折り返した後半、レアンドロダミアンの２得点で突き放した。２位の大邱は勝ち点９のまま。Ｉ組のもう１試合はユナイテッド・シティー（フィリピン）が北京国安（中国）に３－２で勝った。

　４年ぶりに１次リーグを突破した。抜群の決定力を示して３得点した殊勲のレアンドロダミアンは「目標を達成することができてうれしい。全員で一体感を持って戦えている」と誇った。今季公式戦はいまだに無敗。大邱を除く他の２チームのレベルが落ちるとはいえ、アジアの舞台でも強さが際立った。残る１試合は消化試合だが「隙を見せるつもりはない。勝利をここに来た全員で勝ち取っていきたい」と鬼木監督は気持ちを引き締めた。