横浜FCがU24ドイツ代表GKを完全移籍で獲得 「日本に来ることが私の夢」

 J1横浜FCは5日、ドイツ2部のザンクトパウリからGKスベンド・ブローダーセン(24)を完全移籍で獲得したと発表した。背番号は決まっていない。ブローダーセンは同日、ドイツサッカー連盟が発表した東京五輪に臨むU-24ドイツ代表メンバーに名を連ねており、本大会に出場する。五輪代表活動後、チームへの合流時期は未定となっている。

 横浜FCはいまだ1勝で最下位に沈み、すでに失点50を超える。守備の立て直しが課題となっていることからも、世代別ドイツ代表に選出される実力あるGKにかかる期待は大きい。

 ブローダーセンは「私の子供時代は、任天堂、ゴジラ、サムライ、ワイルドスピードX TOKYODRIFTなどを通じて、日本の文化に多大な影響を受けていました。それ以来、いつか日本に来ることが私の夢になったのですが、今その夢は現実となりました。

 この素晴らしい機会を与えてくれた横浜FCにとても感謝しています。私はピッチでの仕事や日本社会の一員となるためのすべての行為に全力を尽くします。私の新しく美しい家となるこのクラブで、すべてのサポーターの皆さま、日本の皆さまと知り合えることにとても興奮しています」とコメントを発表した。

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