J1川崎MF大島復帰弾、MF橘田ハットなど8得点で3連勝 3戦18得点は今大会最多

 「アジアCL・1次リーグ、川崎8-0ユナイテッド・シティー」(2日、タシケント)

 1次リーグI組の第3戦が行われ、川崎はMF橘田健人(23)のハットトリックなどで大量8得点を奪い、ユナイテッド・シティー(フィリピン)に大勝し、3連勝の勝ち点9で同組首位を守った。

 序盤は様子見の展開が続いたが、前半34分にCKから東京五輪代表MF三笘薫(24)が頭で押し込み先制すると、同42分には鮮やかなパス交換から先発復帰したMF大島僚太(28)が右足で芸術的なミドルシュートを決めた。「イメージしていたというよりは思いつきのプレーだが、それがうまく形になってゴールにつながった」と振り返った大島は前半のみで交代。「離れている期間が長かったので前半45分でも体力面できつさがあるなと感じている。そこはトレーニングも含めて徐々に上げていきたい」と語った。

 前半を2-0で折り返すと、後半は圧巻のゴールショーとなった。3-0の後半11分に橘田が追加点を挙げると、14分間でハットトリックを達成した。2試合連続のマン・オブ・ザ・マッチに輝いた橘田は「得点を取るというのは自分自身こだわっているところ。そこは評価できるが、それ以外では満足できるようなプレーがあまりできなかった」と喜びもそこそこに「もっと突き詰めてトレーニングから取り組んでいきたい」と表情を引き締めた。

 7-0で勝利した北京国安戦に続くゴールラッシュを演じた。チーム総得点18は既に1次リーグ全日程を終えた西地区を通じても最多得点となった。圧倒的な攻撃力はアジアの舞台でも健在。鬼木達監督(47)は「この大会に対しての思いが強い。取れるのであればどんな状況でも点を取りに行く姿勢、それがサッカーを見る喜びの部分に繋がる」と、あらためてゴールへのこだわりを強調した。

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