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浦和入りの酒井宏樹 W杯前年の日本復帰を語る「ほとんどの人に反対された」

 フランス1部マルセイユからJ1浦和に完全移籍した日本代表DF酒井宏樹(31)が14日、オンラインでの加入会見を開き、「責任感や緊張感をもたらしてくれるクラブを探していた」と移籍の理由を説明した。

 欧州で円熟期を迎え、マルセイユとの契約を1年残した中での日本復帰に、酒井は「ほとんどの人に反対された」と振り返った。「今年は序列がただ一番だっただけで試合に出ていた。絶対的だった立場を確保できなかった」と語り、外国人枠の選手としての責任を果たせなくなったことで「大好きなマルセイユを離れるべきと思った」と明かした。

 「新しいステップとして元々日本を考えていた」という酒井は「やってみたい、行ってみたいのが日本だった。欧州でも探せば(新たな移籍先は)出てきたと思うし、やれる自信もあったが、やれるうちに日本でやってみたいという気持ちも単純に持っていた」と母国への思いを口にした。

 来年にカタールW杯を控え、最高峰の舞台である欧州を離れることへの危惧もあるが、「クラブが僕の中でプライオリティー(優先順位)が一番。クラブでの充実感や自分のモチベーションが非常に大事。それがなければ毎日がつまらないものになる。そこには重きを置いている」とクラブを重要視する考えを示し、日本代表については「僕のコンディションが落ちれば、森保さんは自然に選ばなくなる。それくらいの覚悟で来ているし、代表チームはそれくらい厳しい。ここ(浦和)でやるのが楽な道とは思っていない。みんなの期待、ハードルは高いものだと思っている。そういう意味も込めて強い覚悟と責任感で臨んでいきたい」と決意を新たにした。

 千葉県出身の酒井は12年夏にJ1柏からドイツ1部ハノーバーに完全移籍し、契約満了となった16年夏にマルセイユに加入した。今季も主力としてリーグ戦29試合、欧州チャンピオンズリーグ6試合に出場。契約は22年6月末までとなっていたが、5月末に退団が正式発表されていた。12日まで東京五輪に臨むU-24(24歳以下)日本代表にオーバーエージ(OA)枠として参加していた。

 チームへの合流は東京五輪後になる。Jリーグの登録期間は7月16日からとなっている。浦和は7月10日の大分戦(昭和電ド)を最後に五輪中断期間に入るため、酒井の浦和デビューは最短で8月9日の札幌戦(札幌ド)となる見込み。

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