なでしこ・高倉監督、五輪代表選考前最後の国際試合に期待「また頭を悩ますことになるんじゃ」

 「女子国際親善試合、日本-メキシコ」(13日、カンセキスタジアムとちぎ)

 サッカー女子日本代表「なでしこジャパン」の高倉麻子監督(53)が12日、オンラインで取材に応じ、五輪代表選考前最後の国際試合となるメキシコ戦に向けて「いろんなチャレンジをしていく中でそれぞれの良さを出してくれて、私がまた頭を悩ますことになるんじゃないかな」と選手たちに期待を寄せた。

 チームは10日にウクライナ戦を終え、中2日での試合となる。ウクライナ戦の先発メンバーからは「試合をやった疲れはある」との声もあったというが、高倉監督は「五輪と同じスケジュールの中で試合ができるのはチームにとって大事な経験になる」と五輪本番で勝ち進むための材料にする。

 代表入りを懸けたサバイバルもラスト1試合となったが「今のチームを見渡して(仮に)A、Bの2チームを作ったとしても大きな差がない」というほど熾烈(しれつ)なアピール合戦が続いている。最終的な選考ポイントについて、指揮官は「僅差になったときにパワーをもたらす選手はどういう選手なのか。練習でもオフのちょっとした立ち振る舞いや会話の中でもくみ取ろうと思って選手とは接するようにしている」とし、「総合的な判断になると思う」と語った。

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