オナイウ阿道 幻の日本代表デビュー弾残念がる「オフサイドじゃないと思うんですが」

 サッカー日本代表FWオナイウ阿道(25)=横浜M=が12日、オンライン取材に応じ、代表デビューとなった11日の国際親善試合・セルビア戦(ノエスタ)を振り返り、オフサイドと判定された後半19分の“幻のゴール”を「オフサイドじゃないと思うんですけど」と残念がった。次戦となるW杯アジア2次予選・キルギス戦(15日・パナスタ)で正真正銘の初ゴールを狙う。

 オナイウは今回、FW大迫(ブレーメン)の負傷で追加招集。セルビア戦の後半に代表デビューのチャンスをつかんだ。1トップでボールを収めるなど、攻撃を活性化させた。 後半19分には右サイドのMF伊東のクロスに飛び込んで左足でネットを揺らした。しかしオフサイドの判定でゴールは認められなかった。「後から映像を見たらオフサイドじゃないと思うんですけど。悔しいですけど、次の試合でしっかり数字で表せるようにしたい。継続すれば数字はついてくる」と正真正銘のゴールを誓う。

 幻のゴール後は勢い余ってゴールポストに股間から激突。世の男性が心配したが、「大丈夫。ゴールだと思ったらオフサイドなのでびっくりした」と痛みも感じなかった様子。

 横浜Mでの強度の高いプレーが代表でのパフォーマンスにつながったといい、退任が決定したポステコグルー監督への感謝も示した。セルビア戦の前日には直接電話をしたという。「1年半でしたけど、サッカー選手としての幅を広げることができた。選手としての多くの部分をまた新たに作ってくれた監督で、非常に感謝しています」と話した。

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