J1川崎 代表5人不在も開幕21戦無敗 1アシストの長谷川「層の厚さ見せられた」
「明治安田生命J1、横浜FC0-2川崎」(2日、ニッパツ三ツ沢球技場)
首位を独走する川崎が代表組5人を欠きながらもFW小林悠(33)の2得点で2連勝を飾り、開幕からの無敗記録を21試合に伸ばした。
前半39分に小林が相手のミスを逃さず決め、2試合連続ゴールで先制すると、後半22分にも「完璧な崩しだった」と再び小林が追加点を挙げた。2試合ぶりに先発出場した小林は「自分が出る意味はゴールだと思っている」とストライカーの矜持をにじませた。今季は先発出場がわずか7試合だが、出場730分間で9得点を挙げる驚異的な得点率を誇っている。
日本代表のDF谷口彰吾と山根視来、U-24(24歳以下)日本代表のMF三笘薫、旗手怜央、田中碧が不在となったが、守備でも4試合ぶりの無失点と攻守に盤石の戦いだった。三笘に代わって左FWで先発し、1アシストの長谷川は「チームの層の厚さを見せられた」と語り、MF脇坂泰斗は「川崎の強さを示さないといけないとみんなが思っていた。チームとしての価値を問われるゲームだった。勝ち切れてよかった」と胸を張った。



