C大阪クルピ監督 負傷者続出も「全体のレベルが上がり強くなる機会」

 J1C大阪のレビー・クルピ監督(68)が25日、鹿島戦(26日・カシマ)を前にオンライン取材に応じた。負傷者が続出しているチームは4月18日の浦和戦(ヤンマー)を最後に4試合勝利がない。

 開幕から先発を固定してきたC大阪では3月後半から主力に負傷者が続出。スタメンを変更するようになってからも負傷が続き、前節の広島戦(23日・ヤンマー)でもDFチアゴが負傷交代している。

 この状況についてクルピ監督は「理由のひとつが現代サッカーというのが非常にタイトなカレンダーの中で、しかも試合に出場すれば非常に高い強度を求められる。どうしてもけがが出てしまう」と説明する。負傷者を抱える中でのマネジメントについては「一番大事なのはチームの中での競争。ポジション争いを一人一人が高い意識でやっていくこと。それによってチーム全体のレベルが上がり、強くなる機会であるとも思っている。選手たちの競争の見極めをしっかりするのが監督としての役目」と話した。

 持ち味の攻撃的サッカーも発揮できず、順位も10位まで後退した。逆転負けした広島戦でプラス要素を挙げるとすれば離脱していたMF原川が9試合ぶりに途中出場で復帰したことか。「原川力が帰ってきたことで中盤が非常に安定する。そしてゲームの中で中盤を支配する時間が増える。明日の試合に出場するとして、そこでしっかりいつも通りのプレーをしてほしい。チームにとって重要な選手であることは間違いない」と指揮官。開幕当初の好調を支えたボランチの復帰を歓迎した。

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