G大阪が今季初ゴール&初星!FW宇佐美が決めた コロナ禍から巻き返しへ

 「明治安田生命J1、鳥栖0-1G大阪」(14日、駅前不動産スタジアム)

 アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)との兼ね合いで変則日程となった第18、19節の計4試合が行われ、G大阪が鳥栖を1-0で破って今季5試合目で初勝利を挙げた。ここまで4戦無得点だったが、FW宇佐美貴史(28)がゴールを奪った。

 待望の1点を頼れる男が決めた。後半23分、ペナルティーエリア右でボールを受けたFW宇佐美が素早く右足を振り抜いた。「誰が初ゴールを決めるのか、誰が勝たせるのかとなった時に『俺がやらないと』と、考えすぎて苦しくなるくらいだったので少しだけ報われた」。ついにG大阪に今季初ゴールと初勝利をもたらした。

 チーム内で新型コロナのクラスターが発生し、開幕戦後から約1カ月の活動休止。宮本監督は「時間はかかったが、勝ちにつながってよかった」と振り返った。

 前節まで9試合で2失点、ホームでは無失点で無敗だった鳥栖から奪った勝ち点3。「今までで3本の指に入るゴール」と宇佐美。ここから巻き返しが始まる。

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