「国際親善試合、Ｕ－２４日本代表－Ｕ－２４アルゼンチン代表」（２９日、ミクニワールドスタジアム北九州）

　Ｕ－２４アルゼンチン代表のフェルナンド・バティスタ監督（５０）が２８日、日本との２戦目を翌日に控えオンライン会見を行った。２６日の初戦（味スタ）では１－０で勝利。１試合を終えて「久保選手が才能が高い選手として一番よく知られていますけれど、それだけでなく素晴らしい選手がたくさんいる」と日本の印象を語った。

　中２日での再戦に向けてバティスタ監督は「まだ明日戦うメンバーは決めていない。試合の直前になって決めたい」と起用メンバーについては明言しなかった。一方で「できるだけ多くの選手のプレーを見たい」とも話しており、初戦からある程度の変更はありそうだ。

　日本については「非常にレベルの高い選手がそろっている。その中で私たちが一番よく知っているのは久保選手ですけれども、それぞれのラインにおいて突出した選手たちがいると思う」と指摘する。「日本代表は上り調子のチーム。チームとして、個人として戦い方が定まってきている」とも分析した。

　新型コロナ感染防止を徹底する中での国際試合。「私たちが置かれている状況というのは十分理解している。日本に２試合を戦うために来たので、まずはそこに集中する」と明確にする。その上で「フリータイムでどこにも出掛けられないというのは少し残念。ＰＣＲ検査ももう４、５回受けていて結果は陰性。だからもし最後の日あたりにどこか街に出る可能性ができればいいですが、いずれにしても選手たちも含めて私たちが今、直面している状況はよく理解しています」と話した。