J1神戸FW小川慶治朗が横浜FCに完全移籍 今オフ3人目の生え抜き流出
J1神戸は6日、FW小川慶治朗(28)がJ1横浜FCに完全移籍するとは発表した。
小川は「この度、横浜FCに移籍することにしました。ヴィッセル神戸に関わる皆さま、そしてこれまでヴィッセル神戸に関わってきた皆さま、16年間僕のことを愛してくれて本当にありがとうございます。感謝の気持ちでいっぱいです。皆さまと一緒に闘えた事は僕の財産です。新天地でも頑張ってきます。本当にありがとうございました」とクラブを通じてコメントした。
兵庫県三田市生まれの小川は中学時代から神戸の下部組織で育ち、2010年に17歳でプロデビューを果たした。12年からクラブのエースナンバー13番を背負い、湘南に期限付き移籍した半年間を除き、在籍年数は10年半に達するクラブの象徴的存在で、今季はJ1通算200試合出場も達成した。
神戸は今季で契約満了となる小川に対して延長オファーを提示したが、新天地を求める小川の意思は固かったという。神戸にとっては契約満了に伴いJ2北九州に完全移籍したDF藤谷、GK吉丸に続き、3人の生え抜き選手を失うことになった。