日本サッカー協会の田嶋幸三会長（６３）が１４日、オンラインでの取材に応じて、前夜のアジア・チャンピオンズリーグ（ＡＣＬ）の準決勝・神戸－蔚山戦の判定についてアジアサッカー連盟（ＡＦＣ）に対して抗議を行う考えを明かした。

　問題視しているのは後半３０分に、神戸の得点がＶＡＲの判定の末に認められなかった場面。判定の焦点となったＭＦ安井によるボール奪取時の接触の強さや、主審の位置などから日本協会の審判委員会の分析も踏まえて「我々としては判断のミスだと思っている」と見解を述べた。

　試合後には神戸側が正式に抗議する意思を確認。その上で「我々日本サッカー協会も足並みをそろえて、ＡＦＣにしっかりと抗議をしていきたい」と後押しする考えを示した。