C大阪 布陣変更で修正力発揮も4戦未勝利 ロティーナ監督「前半はワースト」

 広島に敗れ肩を落とす高木(13)らC大阪イレブン
 前半、先制ゴールを決める広島・レアンドロペレイラ(左端)
 前半、広島・荒木(左)と競り合うC大阪・清武
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 「明治安田生命J1、C大阪0-1広島」(21日、ヤンマースタジアム長居)

 C大阪は10人となった広島の守備を崩せず、2連敗で4戦未勝利(1分け3敗)となり、暫定6位に後退した。

 「C大阪に来てからワーストの前半45分間だった」とロティーナ監督(63)が振り返ったように、前半24分に先制を許し、9本のシュートを浴びるなど広島に圧倒された。

 ロティーナ監督は後半開始からDF丸橋とMF西川を投入し、布陣を4-4-2から広島と同じ3-4-2-1に変更し、ミラーゲームを挑んだ。後半17分に広島FWレアンドロ・ペレイラが2枚目のイエローカードで退場すると戦況は一変。ゴール前を固める広島に対してC大阪は攻勢を仕掛けたが、後半29分のMF坂元の左足シュートがクロスバーを直撃するなど好機を生かせなかった。

 「1点取れれば勝つチャンスは高まったが、その最初の1点が入らなかった。足りなかったのはゴール」と悔やんだ指揮官だが、劣勢の前半から布陣変更による高い修正力も発揮した。

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