G大阪12戦無敗!パトリックV弾 14日川崎V止めた
「明治安田生命J1、G大阪1-0神戸」(11日、パナソニックスタジアム吹田)
2位のG大阪は第32節の神戸戦にFWパトリック(33)の得点で1-0で勝った。12試合連続で黒星がなく、勝ち点55とした。
止まらないG大阪が12戦無敗(10勝2分け)で07年のクラブ記録にあと1と迫り、14日にも決まる可能性があった川崎の優勝を食い止めた。前半27分に決めたFWパトリックの先制弾が決勝点になった。今季は先制すれば13勝3分け。必勝の方程式は健在だった。
練習中に負傷したMF井手口に代わり、下部組織出身でプロ2年目のMF奥野がJ1初先発初出場。「うまくやるより自分の良さを出そうと思った」という20歳は守備で絶大な貢献を見せ、宮本監督も「期待以上のものを出してくれた」と手放しでたたえた。
新たな戦力の台頭もあって、本拠地パナスタでリーグ戦4戦4敗だった神戸を初めて下した。天皇杯とアジア・チャンピオンズリーグ出場権を得られる2位の座を盤石とした。