G大阪・宮本監督 酒気帯び運転容疑のアデミウソンに「非常に残念な思い」

 J1G大阪の宮本恒靖監督(43)が30日、大阪府吹田市内で行われた非公開練習後にオンラインでの取材に応じ、道交法違反(酒気帯び運転など)の疑いで大阪府警から任意捜査を受け、クラブから謹慎処分を下されたFWアデミウソン(26)について「非常に残念な思い」などと語った。

 宮本監督は「社会にはルールがあり、それを守ってこそ秩序が成り立っている。それを破ったという行為は明らか。アスリートとして朝から練習があるにもかかわらず、そういったこと(酒気帯び運転)をしてしまったこともダメなところ」と断じた。一方で「今までサッカーを一緒にやってきた仲間がこういうことになってしまい、非常に残念な思いもある。いくつかの思いが交錯している状況ではある」と複雑な胸中を明かした。

 9戦無敗で2位タイに浮上したチームに与えた衝撃は大きかった。指揮官は選手に対して「起こってしまったことを受け入れ、我々は1日1日を過ごし、目の前の試合、その次に向かっていくしかない。何をもって示していくのかというところで、我々の戦う姿勢であったり、試合で見せられるものしかない」と伝えたという。

 31日には本拠地パナソニックスタジアム吹田に札幌を迎える。来月3日には敵地でC大阪との“大阪ダービー”を控えるなど連戦が続く。宮本監督は「明日の勝ち点3も重要な意味を占めている。全力で目の前の試合を勝ちにいく、そういったメンバー構成を考えている」と強い覚悟を示した

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