INAC神戸がWEリーグ参入「初代王者目指す」18日・日テレ戦はTVカメラ増設

 来年9月に開幕する日本初のサッカー女子プロリーグ「WEリーグ」は15日、初年度参入クラブを発表し、基準を満たしたINAC神戸やJ1広島、J2大宮など11クラブが選出された。大宮はなでしこ2部のFC十文字が母体となり、広島はチームを新設する。当面は降格がない。

 オンラインでの記者会見に出席したINAC神戸の安本卓史社長(47)は「昨晩から無事に連絡が来るか、来なかったらどうしようと、緊張感を持ちながら今朝を迎えた。率直にうれしく思い、ホッとした。チャレンジャーとして、WEリーグ初代チャンピオンを目指して頑張りたい」と参入決定の喜びを口にした。

 プレナスなでしこリーグ1部で7季ぶりのリーグ優勝を目指すINAC神戸は、13試合を終えて7勝2分け4敗の3位につける。18日には本拠地ノエビアスタジアム神戸に5連覇中の2位日テレを迎える。日テレ戦ではテレビカメラを5台に増設。ゴール裏など計7箇所に設置し、ロッカーアウト時の選手の様子なども撮影され、実況と解説も付けてクラブ公式YouTubeチャンネルで放送する。

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