日本ハム 新庄剛志監督「ミットの網は引っかかるんですよ」ファーストミットの特性まで把握した九回のスクイズ ダメ押し1点に「デカかったね。本当に」

 「阪神2-4日本ハム」(28日、甲子園球場)

 18年ぶりの交流戦3連勝発進となった日本ハム・新庄剛志監督は「もうタイガース戦は終わったんで。次のジャイアンツ戦に向けて勉強して切り替えてやっていきます」と語った。

 「デカかったね。本当に」と指揮官が明かしたように、勝負の趨勢を決めた九回の1点。選手起用や采配のアヤがあった。1死三塁から奈良間にはヒットエンドランを何度も仕掛けた。そして粘って四球を選び、一、三塁と状況が変わった。ここで新庄監督は三塁走者の清宮幸に代えて代走・矢沢を告げた。

 「矢沢君を送って、セーフティースクイズで大山君のグラブトスが浮いてくれと。1点取りに行こうと。矢沢君ならかえってきてくれると」と意図を明かし、「ミットの網は引っかかるんですよね。それがそうなってくれたんでよかった」と説明。ファーストミットは通常のグラブより長さがあるため、グラブトスは反動が大きい分、浮いてしまう傾向がある。

 そこまで綿密にイメージを想定して出したセーフティースクイズ。これがダメ押しした。「奈良間君が粘ってくれて四球とってくれて。奈良間君の時に(三塁走者を)矢沢君に交代させようかなと思ったんですけど、ここじゃないなと思って」と指揮官。奈良間の打席で初球にスクイズのダミーサインを送って相手にプレッシャーをかけるなど「僕が何かやってくるのは分かっていると思うので。選手たちも大変ですよ」と語っていた。

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