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森保ジャパンが帰ってきた!20年初戦はドロー発進 収穫と課題たっぷり

 前半、プレスをかける大迫(共同)
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 「国際親善試合、日本0-0カメルーン」(9日、ユトレヒト)

 日本はカメルーンと0-0で引き分け、20年初戦を勝利で飾れなかった。新型コロナウイルスの影響でW杯予選が延期されてきた日本にとって19年12月以来の試合。MF南野拓実(25)、FW大迫勇也(30)らがゴールに迫ったが、無得点に終わった。国内組は帰国時の制限の問題などから招集されず、日本代表史上初めて海外組のみの編成となった。対戦成績は日本の3勝2分け。日本は13日にコートジボワールとユトレヒトで対戦する。

 「勝利」と「強化」という二兎を追った90分間だった。その姿勢は以前から変わりないが、この日の森保監督はいつもより少し大胆だった。20年初の代表戦。新型コロナによって止まっていた時計の針は、オランダの地で再び動き出した。

 この舞台を待ちわびていた日本の選手は、立ち上がりから積極果敢だった。森保監督は試合前から「(準備期間は短いが)勝利にこだわってやってくれ」と繰り返し強調。開始直後、MF南野は猛ダッシュでプレスをかければ、途中出場のMF久保はラストプレーの直接FKでも果敢に狙った。「結果的に引き分けは満足ではないが、全力で戦う姿勢を見せてくれた」と指揮官は振り返った。

 後半の45分間は、新たな形を模索した。DF安西に代えてMF伊東を投入し、システムを3-6-1の布陣に変更。後半20分からは、シャドーと呼ばれる位置にMF久保を送り込んだ。短い準備期間だったが「選手たちが練習中から自分たちの戦術の幅を広げるためにと積極的にトライしてくれた」と監督が明かすように、チームの総意としてのチャレンジだった。

 欧州を舞台にコンディションの良いカメルーンを安定感ある守備で封殺したが、攻撃面では物足りなさを露呈した。「連係不足に関してはある程度あり得ると思っていた」と折り込み済みだったというが、連係と個人戦術の両面で迫力には欠ける90分だった。

 トライ&エラー、課題と反省。これまでは当たり前に得られていた実戦がもたらすものの大きさを、あらためて感じさせた20年初陣。強くなるためのサイクルが、また動き始めた。

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