柏オルンガ2発!出場19戦19得点 クリスティアーノ復帰で「攻撃的なサッカー」
「明治安田生命J1、横浜FC0-3柏」(3日、ニッパツ三ツ沢球技場)
柏がFWオルンガの2得点を含む3発で横浜FCに快勝した。ネルシーニョ監督は「後半戦を戦う上で価値ある1勝」と敵地での勝ち点3を評価した。
ケニア代表FWのオルンガが圧倒的な強さを見せた。「1点目は裏のスペースを狙うところで我々もハイプレスをかけた。最初の得点機でクリスティアーノからのいいボールがアシストされた」と前半5分、開幕戦以来の出場で先発したFWクリスティアーノのパスに抜け出すと左足を迷わず振り抜き先制。後半31分には背後からの浮き球のパスを長い足を伸ばしてつま先でトラップし、強烈なシュートを放ち追加点。「2点目はファーストタッチがうまくいった」と振り返った。
2試合連続ゴールで今季出場19試合19得点とゴールラッシュが止まる気配はない。その後も前線でボールを収め続け、攻撃をけん引した。チームは、試合終了間際にMF大谷秀和の得点で3点目を奪った。
得点ランクトップを独走するオルンガは「今日の試合はかなり難しい展開だったが勝利を収められてよかった」と話した。
この試合はいつもなら攻撃の起点となっているFW江坂任がメンバー外となった。それでも変わらぬ攻撃力を見せた。クリスティアーノの復帰にエースは「彼はいつもアシストをしてくれる。彼が攻撃に入ることで攻めが活性化される。復帰したことはうれしいし、これからもっと連携を高め、攻撃的なサッカーができる」と、さらにゴール量産を目指す。