メッシ、移籍のスアレスにお別れメッセージ あわせてバルサ首脳陣を再び“口撃”

 サッカースペイン1部リーグ、バルセロナ所属のアルゼンチン代表FWリオネル・メッシが、バルサでのチームメートであり親友でもあるウルグアイ代表FWルイス・スアレスのアトレチコ・マドリード移籍を受けて惜別の言葉をつづった。同時に必ずしもスアレス自身が望んでいた形ではない退団について、改めてバルサ首脳陣を非難した。スペインのエル・ムンド・デポルティボ紙が26日までに伝えている。

 メッシは自身のSNSでスアレスに向けて「考えてはいたんだけど、今日ロッカールームに入ってがく然とした。ピッチの内外で君と日々を共に過ごさないということは厳しいものになるだろう。何年も一緒で、たくさんのマテ茶、食事、夕食を一緒に過ごしてきた。決して忘れることのないものがたくさんある」とコメント。親友のいない現状をまだ受け入れられていない様子で「別のユニホームを着た君を見るのは変な感じになるし、対戦するとなるとさらにそう」としつつ「新しい挑戦が君にとって最高のものになるのを祈っているよ、アミーゴ」とエールを送った。

 スアレスの退団は事実上追い出される形のもの。その状況に納得がいかないメッシは「クラブ歴代で最も重要な選手の一人に相応しいお別れがされるべきだったが、そうならなかった。でも本当のところ、ここまで来るともう何も驚かない」と、もはや何の期待もしていないと言わんばかり表現でクラブ首脳を痛烈に批判した。

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