横浜FC・松尾がJ1初ゴール含む2発「ハットトリックをしたかった」東京五輪世代

 「明治安田生命J1、横浜FC4-2湘南」(15日、ニッパツ三ツ沢球技場)

 横浜FCが湘南との“裏天王山”に快勝しリーグ戦の連敗を5で止め、最下位転落を免れた。前節までの5連敗中は2得点だったチームが前半20分間だけで4ゴールを奪った。

 攻撃をけん引したのは、東京五輪世代のMF松尾佑介。「今日は絶対にゴールを決めるというイメージだけで試合に入った。その意識がゴールにつながった」とJ1初ゴールを含む2得点で7戦ぶりの白星にチームを導いた。

 視察に訪れた日本代表と東京五輪男子代表を兼任する森保一監督の前で大活躍を見せた23歳は後半10分に交代。「ハットトリックをしたかった。ちょっと早いなと思った」と残念そうな表情を見せたが、「試合は続いていくのでずっとゴールを決め続けられるようにしたい」と次の戦いを見据えた。

 ホームでの初勝利。下平隆宏監督は後半の2失点は「残念」としながら、「今日は勝ち点がマストの試合で取れたのは素直に喜びたい」と、浮上のきっかけにする。

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