J1神戸、違反サポにイエローカード&退場も 18日に初の観客動員、感染防止徹底

 J1神戸は清水戦(18日、ノエスタ)で再開後初めて観客を動員する。17日、本拠地ノエビアスタジアム神戸(神戸市兵庫区)で新型コロナウイルス感染拡大について、クラブ独自の対策を報道陣に説明した。

 観戦ルール遵守の徹底を図るため、スタジアムの各エリアに責任者を配置し、違反者を監視する。違反行為を発見した際にはスタッフがやめるよう要請。従わない場合は責任者が違反者にイエローカードを手渡す。それでも違反行為を繰り返す場合には、試合運営管理規程第10条に基づき退場を命じることもある。

 12日に行われた浦和-鹿島戦(埼玉)では、一部の浦和サポーターが指笛や大声を出すなどの応援行為を行っていたことが問題視されており、Jリーグの村井チェアマンも「サッカーを愛する者に起こり得る行為ではない」と厳しく断じていた。神戸の担当者は「安心安全なスタジアム運営を最優先させるための決断」と語り、厳しい姿勢で臨む。

 観客数は上限5000人とされているが、「密」を最大限回避するため入場券は年間シート購入者、スポンサーなどを対象に4000枚で売り止めし、一般販売を行わなかった。座席間隔は最大1・8メートルを確保し、約2万6000席に着席禁止のテープを貼った。神戸では通常1試合あたり約2億円の入場料収入(年間シート込み)を見込んでいるが、今回は10分の1の約2000万円になるという。

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