乾所属のエイバル、新型コロナに「恐れ」も9日から練習再開へ

 元日本代表MF乾貴士(31)が所属するスペイン1部リーグ・エイバルが、9日から練習を再開することになった。同クラブはスペインプロリーグ機構(LFP)の推し進めるリーグ再開へ向けた動きに不安感を表明していたが、最終的に態度を軟化させた。6日までにアス紙、エル・ムンド・デポルティーボ紙など複数のスペインメディアが伝えている。

 新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、エイバルの選手、監督らスタッフは5日午前に声明を発表。「全ての医療エキスパートが勧めるものではない活動を始めるのに恐れを抱いている。自分たちが伝染、自分の家族や友人へ感染する可能性と拡散の新しい目になることもあり得る」とした。これを受けてLFPは同日午後に「サッカーをプレーするのはスーパーや薬局へ行くより安全」「人々がたくさんの感情を持つのは理解できる。その中の一つが恐れ」「リーガでは安全な(リーグ)再開のため複数の予防策を取っている」と、十分な対策を講じた上で競技に戻ると説明した。

 最終的にエイバルは同日夜、クラブの公式発表として9日から選手たちの個人練習を開始するとした。5日には練習場の設備を消毒しており、6日に選手らがウイルス検査を受けるという。

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