【ベルリン共同】サッカーの2022年ワールドカップ(W杯)カタール大会の組織委員会は7日、同大会の招致を巡って投票権を持つ複数の国際サッカー連盟(FIFA)理事が賄賂を受け取ったとする告発が明らかになったことを受け「倫理に反したり、FIFAの厳格な規則を破ったりしてW杯開催を勝ち取ったとの証拠は示されていない」などとして、疑惑を否定した。
6日に米ニューヨークの連邦地方裁判所が明らかにした起訴状によると、元南米サッカー連盟会長の故ニコラス・レオス氏や元ブラジル連盟会長のリカルド・テイシェイラ氏らが投票の見返りに賄賂を受け取ったとされる。