Jリーグ・村井チェアマン 中断延長で選手に気遣いVTRを直接配信
Jリーグは、12日の理事会後に都内で会見を開き、新型コロナウイルスの感染拡大による公式戦の中断を3月いっぱいまで延長することを正式決定した。
村井満チェアマンは、全クラブの選手に向けて語りかけるVTRを異例の直接配信することも明かした。内容は「過密日程が想定され、水曜、土曜の連戦が続く。しっかり体を調整して、コロナに対して家族も向き合ってくださいとお伝えするつもり」とした。
選手の了解が得られれば、配信した詳しい内容をファンやサポーターにも共有する予定だ。
当初は18日の再開を想定していたが、新型コロナウイルスの猛威は沈静化せず、専門家の「一旦延期が望ましいという答申」などを考慮して2度目の延期の決断をした。「ピークを合わせて準備してきたが、延長延長と続く中で、維持するのも大変な状況」と来月3日の開催を目指すこととなった選手を思いやった。