J1神戸、フェルマーレンACL3試合欠場で登録変更要望 AFC提案の代替日程が判明

 J1神戸の三浦淳寛スポーツダイレクター(SD、45)が9日、神戸市内で取材に応じ、ベルギー代表DFトーマス・フェルマーレン(34)がアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)1次リーグを最大3試合欠場する可能性が浮上していることを受け、アジア・サッカー連盟(AFC)などに外国籍選手の登録変更を要望していると明かした。

 ACLの外国籍選手登録枠は外国籍3人+アジア枠1人の最大4人で、アジア枠に該当する外国籍選手が在籍しない神戸はフェルマーレンに加え、元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタ(35)、ブラジル人FWドウグラス(32)の3人を登録していた。ACLの規定では登録メンバーは決勝トーナメント1回戦を終えるまで変更できない(GKが負傷した場合を除く)。

 AFCは2日にアジア諸国での新型コロナウイルスの感染拡大を受け、ACL準決勝までの日程を後ろ倒しすると発表していた。

 複数の関係者によると、AFCは神戸に対して1次リーグの第3戦広州戦(ホーム)を5月27日、第4戦ジョホール・ダルル・タクジム戦(アウェー)を6月17日、第5戦水原戦(ホーム)を6月24日、第6戦広州戦(アウェー)を7月1日に組み込む代替日程案を提示したという。16日の正式発表に向けて各クラブ間で日程調整が進んでいるが、7月1日にはJ1の柏-神戸戦(三協F柏)が予定されており、リーグ戦の日程変更も含めた調整は難航が予想される。

 フェルマーレンがベルギー代表として欧州選手権(6月12日~7月12日、欧州12カ国)に出場すれば、1次リーグ第4戦以降の3試合に出場できなくなる。ACL開幕前の日程では、フェルマーレンは神戸が勝ち進んだ場合でも6月17日に予定されていた決勝トーナメント1回戦(ホーム&アウェー方式)第2戦のみを欠場するはずだったが、度重なる日程変更の影響を受けて不測の事態に陥った。三浦SDは「(日程変更が)分かっていれば別の選手を登録したかもしれない。クラブの意向は伝えているが、どうなるかは分からない」との見解を示した。

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