J1神戸は28日から5日間オフ イニエスタらの一時帰国はなし 選手の行動は管理へ

 J1神戸の三浦淳寛スポーツダイレクター(SD=45)が26日、新型コロナウイルス感染症の予防対策および拡散防止のため、Jリーグの公式戦94試合が延期となったことを受け、神戸市内で取材に応じた。チームは28日から5日間のオフが与えられることが決まったが、三浦SDはオフの過ごし方について「クラブとしてしっかり管理したい」と語り、やむを得ず遠出などしなければならない時には、クラブに連絡することを通達したという。

 また、三浦SDは元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタ(35)ら外国籍選手の一時帰国について「それはありません」と否定した。

 トルステン・フィンク監督(52)はリーグ延期について「残念な状況だが、Jリーグが決めたこと」と理解を示した上で、連戦が続いていたイニエスタらが休養できることを前向きにとらえた。オフ期間には一部選手に「練習プログラムを与えた」と明かし、「休みつつ簡単なものはやってもらう」とした。また、GK飯倉大樹(33)は「サッカーの試合も人あってのこと。みんなが元気で安心して、楽しく(試合を)観られるのが大事。早く(事態が)収束してくれれば」と願った。

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