G大阪が昨季Vの横浜Mを撃破 MF遠藤保仁がJ1最多タイの631試合出場

前半 チームに2点目が入りタッチを交わすG大阪・遠藤保仁=日産スタジアム(撮影・中田匡峻)
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 「明治安田生命J1、横浜M1-2G大阪」(23日、日産スタジアム)

 G大阪の“レジェンド”MF遠藤保仁が先発出場し、J1歴代最多タイとする通算631試合出場に、勝利と自身のフル出場で花を添えた。日本代表として長年活躍したGK楢崎正剛が最多出場記録を持っていた。

 まずG大阪が、昨季優勝した横浜Mの“らしさ”を逆手にとった攻撃を見せた。横浜MはGKも含めてボールをつなぎ、守備選手を“はがして”から攻撃につなげていくのが持ち味だが、前半6分、横浜Mエリア内で果敢に矢島がチェック。GK朴一圭からボールを奪い、倉田につないで先制点をお膳立てした。

 同34分には、複数のG大阪の選手がオフサイドになる位置に残っていた状況で、GK東口のロングフィードに倉田が反応。裏に抜け出してフリーになると、走り込んだ矢島にパスを入れ、ゴールに流し込んだ。

 2点目は、プレーが切れた段階で副審が旗をあげ、オフサイドのサインを出したが、今年からJ1リーグ戦全試合で導入されたVAR(ビデオアシスタントレフェリー)でオフサイドがないことが確認され、ゴールが認められた。

 一方、横浜Mは後半29分にマルコス寿にオールが反撃のゴールを決めた。なおも攻勢を強めたが、あと1点が遠かった。

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