“主将”カズが初実戦で切れ味ある動き「試合が一番自分の感覚を取り戻しやすい」栃木戦

 「横浜FC春季キャンプ」(4日、日南)

 サッカーのJ1横浜FCは4日、キャンプ地の宮崎・日南市内でJ2栃木との練習試合(35分×4本)を行った。今季、53歳を迎えるカズことFW三浦知良は、キャプテンマークを巻いて4本目に先発。35分間フル出場した。

 チームとしては1日のJFL宮崎戦以来、2度目の対外試合となったが、左臀部(でんぶ)の違和感で調整が遅れていたカズにとっては今季初の実戦機会。得点を奪うことはなかったが、前線からの積極的な守備や、味方へのコーチングなどでチームをけん引。フィジカル面でも切れ味のある動きを披露していた。

 試合後には「ゲームを支配していたところもあるので、フィジカル的にはそんなにキツくはならなかった」と語る。そして「どんなトレーニングよりも、試合が一番自分の感覚を取り戻しやすい。そこが一番ですね」と充実の表情を見せていた。

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