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サッカー界にも新型肺炎余波 神戸が重慶との練習試合中止 リスク回避を最優先

 J1神戸は30日、キャンプ地の沖縄県読谷村で行う予定だった中国スーパーリーグ(1部)重慶との練習試合を中止した。三浦淳寛スポーツダイレクター(SD=45)は「総合的に判断した」と理由を説明し、新型コロナウイルスによる肺炎の影響については「全くないとは言えない」と語った。中国スーパーリーグはこの日、2月22日に予定していたシーズン開幕を延期すると発表。サッカーだけではなく、陸上、米女子ゴルフなどスポーツ界全体に新型肺炎の余波が広がっている。

 新型コロナウイルスによる肺炎の拡大はサッカー界にも影を落としている。中国サッカー協会は30日、来月22日に開幕予定だった中国スーパーリーグを含む、全カテゴリーのシーズン開幕延期を決めたと発表した。同協会は新型肺炎の拡大を防ぎ、多くのファンや選手、コーチらの健康を守ると強調。国と緊密に連携し、各地の新型肺炎の流行状況をにらみながら、実施時期を決めると説明した。

 余波は日本国内にも忍び寄っている。沖縄県読谷村でキャンプ中のJ1神戸は、この日予定されていた重慶との練習試合を中止した。武漢市から西へ約750キロに位置する重慶市を本拠地とする重慶は28日に来日し、沖縄県糸満市内でキャンプを行っている。

 取材に応じた神戸の三浦SDは神戸側から練習試合の中止を申し入れたことを明かし「お互い協議の上で練習試合はやめましょうという話になった」。新型コロナウイルスの影響については「全くないとは言えない」と認めた上で、28日に沖縄SVと練習試合を行ったこともあり「選手のコンディションも含めて総合的に判断した」と理由を説明した。

 神戸は来月8日に今季最初の公式戦となる富士ゼロックス・スーパーカップでJ1覇者の横浜Mと対戦し、4日後の同12日には本拠地でアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)初戦のジョホール・ダルル・タクジム(マレーシア)戦を控えている。貴重な実戦の機会を失うことになったが、リスク回避を最優先した形となった。

 29日にはアジア・サッカー連盟が、ACL1次リーグ前半戦は中国国内で試合を実施せず、対戦相手の本拠地で試合を行うと変更した。J1では横浜Mと上海の試合が3月4日が横浜、4月7日が上海に入れ替わる。神戸は4月8日の1次リーグ第4戦でアウェー広州(中国)戦が予定されているが、新型肺炎の感染拡大の状況によっては、さらなる影響も懸念される。

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