鹿島 J初プレーオフ敗退 ザーゴ新体制初陣も…17本シュート空砲

 「ACL・プレーオフ、鹿島0-1メルボルンV」(28日、カシマスタジアム)

 J1昨季3位の鹿島は0-1でメルボルン・ビクトリー(オーストラリア)に敗れ、日本のクラブで初めてプレーオフで敗退した。同2位のFC東京はDF室屋成(25)、MFアダイウトン(29)がゴールを奪い、退場者を出しながらも2-0でセレス・ネグロス(フィリピン)を下し、本大会出場を決めた。日本から横浜Mと神戸も参戦する東地区の1次リーグは2月11、12日に初戦が行われる。

 屈辱の敗戦だった。ザーゴ新体制で選手の多くが入れ替わった。準備期間の短さ、対戦相手の自力など厳しい条件はあった。それでも負けてはいけない戦いだった。アジア王座奪回の夢はわずか90分で霧散。「決勝戦に負けたようなもの。批判されて当然」。主将MF三竿はうつむいた。

 ゴールが遠い。放った17本のシュートは空砲で、5バックの相手を崩せずに後半9分に被弾。ザーゴ監督は「(自らの要求に)選手は懸命にやろうとしてくれた。そこは手応えを感じている」と前を向くが、Jリーグ勢がプレーオフに初参加した15年以来、初めての敗退。代償は大きい。

 試合後、サポーターからはブーイングはなく、ゲキが飛んだが「負けて頑張れと言われるチームじゃない」とDF内田。悔しさは国内の舞台で晴らすしかない。

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