U23日本MF田中碧が一発レッド 前半終了間際VAR判定、10人で後半へ

 「U-23アジア選手権・1次リーグB組、カタール-日本」(15日、バンコク)

 日本が2度の決定機を生かせず、前半を0-0で折り返した。

 森保一監督(51)は1-2で敗れた第2戦シリア戦から先発メンバー6人を入れ替えた。背番号10のMF食野亮太郎(21)=ハーツ、DF橋岡大樹(20)=浦和=らは3試合連続先発となり、ゲーム主将はDF杉岡大暉(21)=鹿島=が務めた。

 前半22分、MF相馬の右クロスに走り込んだ杉岡が左足ボレーで合わせたが、シュートは枠を外れた。同44分には相馬の浮き球に抜け出したMF田中駿が、トラップから放った左足シュートは枠を捉えることはできなかった。

 前半終了間際にはVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)の介入により、MF田中碧が一発退場となり、日本は10人での戦いを強いられることになった。自陣でのボール争奪戦で、右足を伸ばし、結果的にカタールFWユスフの足を踏みつけたプレーがレッドカードの対象となったが、田中碧が先にボールに触っており、日本には厳しい判定となった。

 日本は初戦・サウジアラビア戦、2戦目のシリア戦でもVARでPKを与えている。VARが採用されている大会で、それに応じたプレーをする必要にも迫られている。

 今大会はサッカー男子の東京五輪アジア最終予選を兼ねている。日本は開催国として既に五輪出場権を得ており、日本を除いた上位3チームに五輪出場権が与えられる。日本は2連敗で1次リーグ敗退が決まっている。

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