田嶋会長、森保監督に五輪を任せるか明言せず「技術委員会が判断して話し合いを」
「U-23アジア選手権 1次リーグB組 日本1-2シリア」(12日、パトゥムタニ)
U-23(23歳以下)日本代表はシリアに敗れ2連敗を喫し、2試合を終えて勝ち点0となり、1次リーグ敗退が決まった。14年から始まった同大会で、日本は4度目の出場で初めて決勝トーナメントに進めなかった。
試合後、取材に応じた日本協会の田嶋幸三会長(62)は「まずは全てにお詫びしなければならないと思っています」と、1次リーグで大会を去るという結果を受けて謝罪した。
森保一監督(51)に東京五輪を任せるのかと問われると「いろいろなチームでトライしていることは分かっている。だからといって負けていいわけではない。そこはしっかり森保と話そうと思っています」と答えた。
森保監督の続投については「基本的な考え」としたが、「まずは関塚技術委員長たちが技術委員会でどう考えるか、まずは技術委員会でしっかり判断、話し合いをしてからです」と明言を避けた。
技術委員会の判断によっては、兼任を断念する可能性を問われた田嶋会長は「仮定の話はするつもりはない」と断りながら、「全てに勝っていくことは難しいと十分には分かっている。だからといって、これが許されるわけではない。こういう中で、何人の選手が五輪の18人に入るか、1人も入らないかもしれないし、そういう意味では非常に厳しいハードルだったと思いますが、残念ながらこういう結果になったということは、悔しいですね、私自身も」とコメントした。