追い込まれたU23森保監督「勝つためのメンバーで戦う」負ければ1次L敗退のシリア戦

 シリア戦に向けた練習を見守る森保監督(中央)=バンコク(共同)
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 「U-23アジア選手権・1次リーグB組、日本-シリア」(12日、パトゥムタニ)

 U-23(23歳以下)日本代表は11日、バンコク市内でシリア戦に向け、冒頭15分間を除く非公開で最終調整を開始した。

 練習に先立ち取材に応じた森保一監督(51)は「コンディションを考えて、よりフレッシュな選手を使うことも(含めて)、今日の練習で試したい」と語り、中2日で迎えるシリア戦での大幅なメンバー入れ替えを示唆した。

 敗れれば1次リーグ敗退が決まり、準々決勝以降の真剣勝負の場を失う。勝ち点を得るために現状のベストメンバーを編成する考え方もあるが、「何がベスト(と言える)か分からないが、第1戦に向けてのベストと、コンディション等々を含めて第2戦に向けてのベストは変わってくるところもある。いずれにしてもシリア戦に向けて、勝つためのメンバーで戦う」と語った。

 カタールとの初戦を引き分けに持ち込んだシリアについて「攻撃の部分ではダイナミックに相手の背後を突いていかなければいけない」とし、守備では「シリアはかなりシンプルに攻撃してくる。縦にロングボール、クロスは入ってくると思う。しっかり球際、局面でバトルすることと、セカンドボールを拾うということ、サッカーの基本となる部分をしっかりやって、少しでも優位に試合を進められるようにしたい」と、選手に戦う姿勢を求めた。

 今大会はサッカー男子の東京五輪アジア最終予選を兼ねている。日本は開催国として既に五輪出場権を得ており、日本を除いた上位3チームに五輪出場権が与えられる。日本は9日にサウジアラビアと対戦し、1-2で敗れている。15日にはカタールと対戦する。

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