U23森保ジャパン 東京五輪へラストサバイバル!国内組中心の編成でアジア選手権

 日本サッカー協会は29日、来年1月にタイで開催されるU-23(23歳以下)アジア選手権に臨むU-23日本代表メンバー23人を発表した。MF久保建英(18)=マジョルカ=らは選ばれず、海外組はMF食野亮太郎(21)のみとなった。森保一監督(51)は「東京五輪のシミュレーションとして生かしていけるように」と抱負を語った。

 東京五輪へのラストサバイバルが始まる。森保監督は「来年の東京五輪に向けたシミュレーションとして生かしていけるよう最善の準備をしたい。アジアの頂点に立てるように覚悟して臨みたい」と意欲的に語った。

 同世代の主軸とみられる中山(ズウォレ)や久保、堂安(PSVアイントホーフェン)ら海外組は選ばれず、国内組中心の編成となった。五輪本番まで予定されている来年3、6月の活動は国際Aマッチデーとも重なることから海外組の招集も可能となる。さらに3人のオーバーエージ枠を起用すれば18人の五輪代表入りは非常に狭き門となり、国内組にとっては生き残りを懸けた大会となる。

 最長で約1カ月に及ぶ今大会が行われるタイは最高気温が30度を超えることもあり、真夏の東京と似通った気候となる。中2日で3試合を行う1次リーグは五輪本番と同じ日程。森保監督は「気候状況は東京五輪をイメージしやすい。最大6試合の中、タイトな日程で戦っていかないといけない」とも語った。

 いよいよ迎える五輪イヤー。「メンタル的にもフィジカル的にもタフに、勝負強く戦えるようにしたい」と、指揮官の求める選手像は明確だ。灼熱(しゃくねつ)のタイで、熱い生存競争が始まる。

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