浦和アウェーで惜敗 シュート数で圧倒されるも守備陣が奮闘!第2戦に望み

 「ACL・決勝第1戦、アルヒラル1-0浦和」(9日、リヤド)

 ホームアンドアウェー方式の決勝第1戦が行われ、2大会ぶり3度目の優勝を目指す浦和はアルヒラル(サウジアラビア)に0-1で敗れた。ホームでの第2戦は2点差以上での勝利が求められ、1-0なら延長となる。第2戦は24日に埼玉スタジアムで行われ、優勝チームは12月11日にカタールで開幕するクラブW杯にアジア代表として出場する。

 傷口は最小限にとどめ、本拠での第2戦に望みをつないだ。終始劣勢だった浦和は敵地で守備陣が奮闘。3度目のアジア王者に向けて大敗は避け、大槻監督は「現実的なスコアで埼玉スタジアムに帰ることができる」と悲観しなかった。

 2本と22本。シュート数の差で歴然のように、立ち上がりから苦しい展開が続いた。DF槙野が「予想以上に厳しい戦い」と認める通り、先制ゴールのカリジョが右サイドで脅威となって、攻撃に転ずる時間をほとんど与えてもらえなかった。

 ただ、出場停止のGK西川の代役、福島春が好セーブ連発でもり立てた。唯一の失点場面こそ、クロスの目測を誤って決められたが、ACL初出場でも落ち着いたプレーで追加点は阻止。「悔しさとうれしさ、両方あった試合。もっと体験したい欲が出た」と言えるほど収穫は大きかった。

 複数失点してもおかしくない中で一丸で踏みとどまった。ホームでの逆転優勝へ「違った姿を見せないといけない。こういう逆境はみんな大好き」と槙野。まだこのままでは終われない。

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