森保監督 異例の入れ替え“2チーム編成” ベネズエラ戦では新戦力発掘も
日本サッカー協会は6日、カタールW杯アジア2次予選・キルギス戦(14日・ビシュケク)、親善試合・ベネズエラ戦(19日・パナスタ)に臨む日本代表メンバーを発表。敵地でのキルギス戦と、ホームでのベネズエラ戦に向け、2チーム分を発表した。
U-22日本代表に専念するMF堂安律(PSVアイントホーフェン)、久保建英(マジョルカ)を除き、従来通りのメンバーに近い構成となったキルギス戦のチームに対し、ベネズエラ戦ではJリーグ勢の選出も多くDF進藤亮佑(札幌)、荒木隼人(広島)、MF古橋亨梧(神戸)、FWオナイウ阿道(大分)の4選手が初招集された。
森保監督は2チームに分けた理由を次のように説明。欧州組が中心のキルギス戦メンバーには「より良い状態で自チームに戻ってもらい、自分のポジションで定位置をしっかりとつかんでもらうこと、チーム内で存在を発揮してもらうために、予選後に戻ってもらう」と1試合でチームから離脱する理由を語った。
そしてベネズエラ戦については「メンバー選考という意味では、これまで日本代表の活動に招集できなかった選手を招集させてもらって、彼らは新たな日本代表の戦力として戦術等々の理解をしてもらう活動にしたい。まだまだ良い選手はJリーグを始めとするチームにいると確認してもらえばなと思います」と新戦力の発掘という狙いを説明した。