久保建英、実力証明する!自身初のW杯予選で最年少記録更新だ A代表「重み違う」

 日本代表合宿に合流した久保(中央)
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 「国際親善試合、日本-パラグアイ」(5日、カシマスタジアム)

 サッカー日本代表は3日、国際親善試合パラグアイ戦(5日、カシマ)とW杯カタール大会アジア2次予選初戦となるミャンマー戦(10日、ヤンゴン)に向けて、茨城県鹿嶋市内で冒頭15分間を除く非公開で練習を行った。MF久保建英(18)=マジョルカ=ら海外組9人が合流し、MF遠藤航(26)=シュツットガルト=を除く22人がそろった。初めて海外組として代表選出された久保は、「選ばれた理由を見せる」と、自身初のW杯予選へ意気込んだ。

 指揮官の檄(げき)に応える。海外組として初めて代表招集された久保はこの日午前に帰国し、公開された冒頭の練習ではランニングなどで汗を流した。

 先月30日の代表メンバー発表会見で、森保監督は久保について「期待するのは、日本のために持っているものを全て出すということ。彼自身がもっと成長するために、ギラギラしたものを見せてほしい」と言及していた。

 指揮官の発言に対して久保は「代表に選ばれている理由っていうのを見せなければいけない。森保監督が自分を選んでくれた理由というのを自分がピッチ上で見せていければ」と決意をにじませた。

 自身初となるW杯予選に挑む。年代別代表でもアジア予選は経験しているが、「はっきり言って重みも背負っているものも違う。一つ上のステージで戦っているのかなと思う」と、代表選手としての自覚を口にした。

 18歳98日で迎えるミャンマー戦に出場すれば、日本代表のW杯予選では1980年の風間八宏(現J1名古屋監督)の19歳67日を塗り替える史上最年少記録となり、2試合のどちらでゴールを挙げても77年に金田喜稔がマークした19歳119日を更新する日本代表の史上最年少得点となる。

 今夏にスペイン1部レアル・マドリードに完全移籍。同1部マジョルカに期限付き移籍し、スペインデビューも果たした18歳は「実力が伴っているから選んでもらってると思っている。後はそれを自分が証明するしかない」と確かな手応えも持ち帰った。あふれる才気を代表のピッチでも実証する。

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