トーレス引退セレモニー イニエスタとビジャも残って見送る

 引退セレモニーで抱き合う、鳥栖・フェルナンドトーレス(中央左)と神戸・イニエスタ(同右)=駅スタ
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 「明治安田生命J1、鳥栖1-6神戸」(23日、駅前不動産スタジアム)

 元スペイン代表の世界的ストライカー、FWフェルナンドトーレスが引退試合をフル出場無得点で終え、プロ生活に幕を降ろした。

 先発出場したトーレスは、神戸のゴールラッシュにさらされる中でフル出場して、最後までゴールを狙った。得点はならなかったが、来場者2万3055人がその勇姿を見届けた。

 試合後は引退セレモニーが行われ、感謝の思いを伝えた。スペイン代表で苦楽を共にした神戸のイニエスタ、ビジャも試合後までピッチに残り、3ショットにおさまる場面もあった。

 トーレスはスペインのアトレチコ・マドリードの下部組織からトップチームに昇格。多くの得点を重ねてエースとして活躍すると、イングランド・プレミアリーグのリバプールに移籍。以後、同リーグのチェルシーでもプレーし、ACミランを経てアトレチコ・マドリードに復帰。鳥栖には18年7月に加入し、シーズン終盤の33節・横浜M戦でJ1残留をたぐりよせるゴールを決めた。

 鳥栖でのプレーは約1年だったが、サポーターに強い印象を植え付けた。

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