“怪物”が久保のレンタル獲得熱望 元ブラジル代表ロナウド氏がレアル会長に直談判

 スペイン1部リーグのバリャドリードが、レアル・マドリードに新加入した日本代表MF久保建英のレンタル移籍での獲得を目指しているという。元ブラジル代表でクラブ筆頭株主のロナウド氏が、レアルのフロレンティーノ・ペレス会長に直談判していることなどをスペインのスポーツ紙、マルカなど複数メディアが2日までに伝えている。

 現地報道によると久保の獲得を希望するチームは5つあり、その中で最も素早く動いたのがバリャドリード。ただあくまで先に手を挙げたということで、必ずしも獲得戦線でリードしているとまでは断定できない状況だという。

 現状で久保にとって唯一と言ってもいい障壁は、レアルの外国人枠。すでにウルグアイ代表MFバルベルデ、ブラジル代表DFミリトン、ブラジル人MFビニシウスが所属しており、規定の3枠は埋まっている。バルベルデは早ければ9月にスペイン国籍を取得する見通しだが、空席となるところを久保とブラジル人FWロドリゴが争う構図となる。

 今のところは、レアルの2軍チームであるカスティージャに所属してトップチーム昇格を待つのが久保の既定路線。ジダン監督も記者会見でその意向を明らかにしている。しかし、ここまでのプレシーズンマッチでは少ない出場時間ながら存在感を示しており、ファン、メディアから久保に期待する声が高まっているのも事実。その中で浮上したレンタル移籍の可能性とあって、この話がより現実味を帯びてくることも考えられる。

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