西大伍&山口蛍が代表復帰 大型補強で注目の神戸、現役日本代表は2人に

 日本サッカー協会(JFA)は14日、3月のキリンチャレンジ杯2試合の日本代表メンバーを発表した。J1神戸からDF西大伍(31)とMF山口蛍(28)の2選手が選出された。FIFAランキング27位の日本は22日に日産スタジアムでコロンビア(同12位)、26日にノエビアスタジアム神戸でボリビア(60位)と対戦する。

 元スペイン代表MFイニエスタ、FWビジャなど“バルサ化”で注目される神戸から日本代表に2選手が選出された。招集されるのはともに今季完全移籍で新加入した西と山口。鹿島から移籍してきた西は14年アギーレ監督時代以来の代表復帰となる。出場となると、11年のキリンカップでペルー戦で1試合出場がある。「いつも応援していただいている皆さんに嬉しいニュースを届けられて僕も嬉しいです。僕の代表でのプレーを楽しみにしていてください。いつもありがとうございます」とクラブを通じて喜びを語った。

 C大阪から移籍してきた山口はロシアW杯以来の代表復帰。これまで国際Aマッチは45試合出場4得点を記録している。クラブを通じ「今回日本代表に選出され大変光栄です。今シーズン新たな気持ち、新たなクラブでリスタートした中で選ばれたことを大変嬉しく思います。自分が初めて代表に選ばれた気持ちのようです。ヴィッセル神戸を代表してしっかりプレーしたいです」とコメントした。

 神戸からの代表選出は、14年の森岡亮太以来5年ぶり。大型補強で注目されるチームは、現役日本代表選手も2人抱えることとなった。

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