小笠原満男氏が鹿島のアカデミー・アドバイザー就任「力のすべてを注いでいきます」

 J1鹿島が8日、昨季限りで現役を引退した元日本代表MFの小笠原満男氏(39)が同クラブのアカデミー・アドバイザーに就任すると発表した。

 鹿島からのプレスリリースによると、同業務は「スクールからユースまで育成部門の前カテゴリーに対し、これまでのプロ経験を生かして実技や指導等のサポートを行う」ことを内容としている。

 小笠原氏は鹿島を通じ、「鹿島アントラーズがさらに強くなるため、現役を引退した自分に何ができるのか、クラブとも話し合いを重ね、育成部門にアドバイザーという形で携わることになりました。これまで、プロサッカー選手として約20年間の経験を、トップチームの選手たちには伝えてきたつもりで、これからは育成年代の選手たちに自分が培ったものを還元していこうと思います」とコメントした。

 「アカデミー出身の選手が一人でも多くトップチームに昇格し、アントラーズの中心、日本の中心として活躍できるよう、自分の力のすべてを注いでいきます」と意欲的だった。

 岩手県出身の小笠原氏は、大船渡高から鹿島に加入。高い技術と、卓越した戦術眼、闘志あふれるプレーでチームの中心となった。06年にはイタリア・セリエAのメッシーナに移籍。07年から再び鹿島に所属し、プレー面以外でも鹿島を大黒柱として支え続けた。

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