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なでしこがブラジル撃退 指揮官は不満「たまたま」 守備、攻撃で課題解消されず

 後半、ヘディングで勝ち越しゴールを決める小林(11)。右は杉田、左はブラジルのマルタ(共同)
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 「シービリーブスカップ、日本3-1ブラジル」(2日、ナッシュビル)

 国際サッカー連盟(FIFA)ランキング8位の日本代表「なでしこジャパン」は同10位のブラジルを3-1で退けた。前半にFW籾木結花(22)=日テレ=の2戦連続ゴールで先制。1-1の後半にはFW小林里歌子(21)とMF長谷川唯(22)=ともに日テレ=が得点した。6月開幕の女子W杯フランス大会に向け強化を進める日本は、米国との初戦は2-2の引き分け。5日の最終戦ではW杯1次リーグで同組のイングランドと対戦する。

 スコアから想像されるほど、高倉監督の表情は晴れやかではなかった。2点差の勝利にも「たまたま」。インフルエンザと診断された主将のDF熊谷らを欠いて難敵に勝ち切った事実は好材料だが、日本が抱え続けている課題は解消できていない。

 後半12分に同点とされた場面。幾度か機会がありながら、初先発のDF大賀らが自陣深くではっきりクリアできず混戦から決められた。16年のチーム発足当初から散見されるパターンに、監督は「タッチ(ライン)に切ることもできない。そんなシンプルなことができない、といういら立ちはある」と手厳しい。

 攻撃にも懸念は残る。芸術的なループシュートを含む1得点2アシストと活躍した籾木は「まだ11人で同じイメージを共有してプレーできていない」と言う。多くの選手の可能性を試しているだけに、W杯まで100日を切っても個々の即興頼みの得点が多い。

 監督は3月末に始まる欧州遠征からチームを固めていく意向を持つ。課題を伸びしろと捉え、前に進む。

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